備忘録:5月10日参考人招致等から分かったこと

<加計問題>
5月10日柳瀬元首相秘書官の参考人招致の結果:

1.柳瀬参考人は愛媛県文書を反証することができなかった。
  → 愛媛県文書*) の方が正しいと信用できる。
  翌5月11日、中村愛媛県知事が名刺等の反証を示して嘘を抗議。柳瀬氏の言葉の信用性はさらに落ちた。
2.記録がなく記憶も曖昧な中、首相の関与だけは明確に否定。
  → 指示も報告もないのは不自然すぎて信用できない。

*)愛媛県文書:本件は首相案件 → 柳瀬氏:主旨が違っている
 愛媛県文書:自治体が死ぬほど実現したいという意思を持つ必要がある → 柳瀬氏:記憶なし
愛媛県文書:安倍首相と加計理事長との会食で、下村分科相(当時)が「けしからん」と発言 → 柳瀬氏:記憶なし

☆新たに明らかになったこと


1.加計学園への特別待遇は国家戦略特区が持ち上がった当初からであったこと。つまり、官邸での3回もの面会が「加計ありき」スタートだった疑いが濃厚に。

2.首相の「2017年1月20日に知った」は嘘濃厚となった。
  分身とも言える首相秘書官が2015年2月か3月面会時に加計の計画を知ったと証言。

<5月14日国会集中審議でも、玉木議員の質疑で、首相は京産大より加計の方が早い時期から熟度があったと必死に擁護する答弁をし、うかつにも嘘がばれた。早い時期から知っていたことが一瞬に露呈。動揺してか、この後、首相のトイレで審議中断。。何故これをメディアは報じないのだろう。>

line小花

柳瀬元首相秘書官は、官邸で早い時期から加計学園関係者と3回も会っていた。→ 加計だけ特別扱い(新潟、京都は面会なし)
しかも2015年2月か3月、国家戦略特区に申請しうる自治体よりも先に会い、加計が計画する獣医学部新設計画が構造改革特区では上手くいかないことを知った。そして国家戦略特区の話を出したことは否定しなかった。
→ 2017年1月20日に初めて知ったと修正答弁した安倍首相より、ずっと以前から知っていたことになる。
安倍首相の嘘が濃厚に。

line小花
<時系列のまとめ>
2013年
・5月 総理の河口湖の別荘のバーベキューで柳瀬元秘書官は加計氏を知った
2014年
・9月9日 国家戦略特区諮問会議で民間有識者議員が獣医学部新設解禁を含む規制改革の提案。安倍首相が早急な検討を指示。

<官邸で加計学園関係者と3回面会>
2015年
・2月or3月

・4月2日 愛媛県文書の日 (加計関係者と会ったが、特区申請者自治体の
           愛媛県と今治市関係者とは記憶がないと。
・6月4日前後にも会った。(4日は今治市が申請を決めた日)

・6月5日 加計関係者がワーキンググループに参加(記録からは削除)
・6月30日 政府が「日本再興戦略」を閣議決定、
       獣医学部新設の検討と4条件を提示
8月6日 内閣府・藤原次長が岡山科学大学に出向いた
     新情報:加計の車使用を官用車使用と虚偽記載の疑い

       (2018年5月14日集中審議→15日ロイター報道)

2016年
・10月24日 山本幸三地方創生担当相(当時)「1校しか認められない」

        と、訪れた山内修一京都府副知事に伝えた

       (新情報 2018年5月14日集中審議、田村智子議員

・11月9日 新条件「広域的に獣医学部が存在しない地域に限り」(会議直前)
       安倍首相が国家戦略特区諮問会議で新設方針を決定
2017年
・1月4日 事業者(加計など)が手を上げることが可能となる日

    同日、「獣医学部新設を1校に限定」内閣府と文科省が共同告示

・1月20日 諮問会議で加計学園による愛媛県今治市の新設計画認定
     安倍首相の国会修正答弁: 「加計学園の計画を始めて認識」
     同日、前川喜平前文科相事務次官退任

・3月  加計学園が岡山理科大学獣医学部の設置認可申請
・11月14日 林文科大臣が設置認可
2018年
・4月3日 獣医学部で入学式

line小花

質疑に立った蓮舫議員が言った言葉が私の中で時系列をおさらいさせてくれた。
「途中で京都産業大学が排除され1校だけに。前川文科事務次官が『行政がゆがめられた』という…に全てつながった。そのスタートは2015年4月…加計ありきだったのでは?15年15回却下だったもの(加計学園の獣医学部新設)が一気に動いた。」

そして、疑いはいっそう濃くなった。そして次の言葉に強く同意。

蓮舫議員:「決定権者は安倍首相、決めてほしいのは腹心の友の加計理事長。
その二人が疑われることのないようにするのが秘書官の仕事のはずなのに、むしろ繋いでいる疑いがまだ濃厚と。」

柳瀬氏は、「聞かれたことに一つ一つ答えたことで全体像が見えにくくなり、国民の皆さまも分からないし国会の議論も混乱した・・・お詫びする」と言って頭を深く下げてはいたけれど、そこには「私は聞かれたことだけは答えていたので悪くない」と言う斜に構えたような姿勢が見えて、国民に対する不誠実さが露骨で腹立たしかった。


line小花

記録と記憶はどちらが信用されるか?

午後の質疑で、愛媛県の4月2日の官邸でのメモについて、記録と記憶はどちらが信用されるか訊ねられると、
柳瀬参考人:「片方がメモをとり、片方がとらなかったら、メモを取ったほうが常にこうだと後で言えるというのは、それはさすがにおかしいと思う。」
蓮舫氏:「さすがにおかしいのは、あなたの記録と記憶が全部ないということ。」

このやり取りを聞いていて、本当に驚いたし、蓮舫さんの間髪入れずに入った反論は至極もっともなこと。記憶は不確かなものだからこそ、後に不備や行き違いが生じないように仕事をする際のメモや議事録は重要なわけで、反証するエビデンスを提示できない人が、しかも高級官僚ともあろう人が、ぬけぬけとよく言えたものだと、呆れて笑ってしまった。愛媛県の公務員の人が嘘の文書を書くなんて、動機的にも到底考えられないでしょうに。
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プロフィール

ぶるどねーじゅ

Author:ぶるどねーじゅ
はじめまして。
家族とわんこが大好き、
自然や植物が大好き、
Classic&Jazzが好き。
サザンも大好き。
信州に暮らしております。

14歳11ヶ月のままの
愛犬シャーロック
(1998.5.2~2013.4.16)
の穏やかな眼差しを感じながら
庭作りをしております。

風任せ、気ままにつづります。

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