改憲反対の理由その1

いつもはのん気な自庭ガーデナーだけれど、
今回は、憲法9条に「自衛隊」を加えることの怖さについて考えます。
(敬称略)

1. 集団的自衛権の全面解禁に繋がる恐れ

2015年9月、憲法違反の集団的自衛権行使を一部容認する安保法制を強行採決で決めた安倍政権
専守防衛の原則を踏み外し、穴を開けた安倍政権
自衛隊は限定的とは言え海外で武力行使できるようになったままなのだ。日米協力の名の元に。
もし、自衛隊を明記する改憲をしてしまったら、限定的とはいえ海外武力行使が可能なことを憲法で追認してしまうことになる。そうなれば、ただでさえ曖昧な基準がさらに緩められ、集団的自衛権の全面解禁に向うのを止めることができなくなる。これは途方も無く怖ろしいこと!破滅への一歩を踏み出すことになる。

2. 統帥権独走への恐れ

また、憲法に「自衛隊」を書き込むということは、統帥したい側に、特別な権限を与えられたという解釈を許しかねない。ただでさえシビリアンコントロールが怪しい昨今の防衛省事情を考えると危なくて仕方が無い。
(ex. 日報を大臣にさえ隠す防衛省。出しても殆ど黒塗りの資料。明るみになった「戦闘」を詭弁の解釈で隠す政府。幹部自衛官の野党議員への「国民の敵」発言。etc)
かつて大日本帝国憲法によって陸海軍は統帥権の独立が保証されていたていたために、軍部が暴走して制御不能となり、日本は破滅へと向わされた。邦人310万人、アジアだけでも2000万人以上という多大な犠牲を強い、国土を焦土にしてしまった。戦後73年が経とうとする今でもその禍根は消え去らず、被害者を苛む火はくすぶり続けている。

けれど、軍国主義日本のもたらした破滅から、再生の希望の光となったのが今の日本国憲法。
あのような間違いを二度と繰り返さないために、憲法は権力を縛り、9条で不戦を誓い、二度と戦争をしない決意をした。
そして、国民主権と、基本的人権の尊重、平和主義を主軸とする立憲民主主義の国へと生まれ変わった。
まだまだ道半ばで、人権がちゃんと守られていない等の現実もあるけれど、そうした理想を失いたくない。
         
3.9条2項の空文化の恐れ

「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権はこれを認めない。」
という2項は、そもそも「自衛隊」明記と矛盾する。整合性がとれない条文が並ぶとき、法学の論理として、後からできた条文が優先されると聞いた。私も含め殆どの人は法学を専門としていないので、そんなことは知るよしもない。2項を空文化させるか、後で削除でもするつもりか、知識のない国民を騙す手法と思われる。彼らがほくそ笑んでよく使う「政治的技法」、つまり「騙しのテクニック」。あとは数の論理で押し切ろうという魂胆が透けて見える。


1,2,3の理由で、「自衛隊」明記の改憲には絶対に反対します!


安倍たちは言う。「自衛隊を明記しても、今と何も変わらない」と。
こういう嘘を、別の事案でも彼らは平気でついてきた。ずーっとずーっと。
変わらないなら改憲の必要なんかない。そもそも国民がおよそ必要とも感じていないことに怖ろしいほどのお金をかけて、国民を分断するような改憲発議などしてはいけない。
「自衛隊が憲法違反の疑いをかけられることをなくすため」とかいった、いかにも情緒的な理由も意味不明で、改憲の根拠にするのも恥ずかしい限りだと思う。政府のこれまでの自衛隊合憲の根拠は一体何処に?だ。

繰り返すけれど、
邦人310万人、アジアだけでも2000万人以上という多大な犠牲を強い、国土を焦土にしてしまった、かつての軍国主義日本。
その破滅から、再生の希望の光となったのが今の日本国憲法であることを絶対に忘れてはいけないし、中でも9条は今も未来に向けて放っている希望の光だと思っている。

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プロフィール

ぶるどねーじゅ

Author:ぶるどねーじゅ
はじめまして。
家族とわんこが大好き、
自然や植物が大好き、
Classic&Jazzが好き。
サザンも大好き。
信州に暮らしております。

14歳11ヶ月のままの
愛犬シャーロック
(1998.5.2~2013.4.16)
の穏やかな眼差しを感じながら
庭作りをしております。

風任せ、気ままにつづります。

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