備忘録: 喚問後の現状把握

3月26日国会と27日佐川氏国会証人喚問は全部観た。
備忘録として、私なりのまとめ。

<森友・国有地不当払い下げ事件>

1.19世紀の皇国主義、国粋主義をはばかることなく全面に押し出す森友学園に総理夫妻が共感・共鳴していた事実。
2.日本会議の影響下にあり、国粋皇国思想教育の小学校開設を目指す学園に、維新も含め複数の国会議員が関係していた事実。
3.そうした予定小学校の、土地取得もままならない時期に総理夫人が名誉校長に就任していたという事実。
4.夫人付き秘書の国家公務員が財務省に国有地取得に関してファックス等で問い合わせていた事実。
5.結果、評価額9億5,000万円の国有地が値引率86%の激安1億3,000万円で売却されるという事実。
6.会計検査院の結果は、森友への国有地売却の値引きの根拠、地中のゴミ算出の根拠が見当たらないという事実。
7.財務省の土地契約決裁書など有印の14公文書が約300箇所で改ざんされていた事実。


1と3だけでも民主主義を根底から揺るがす事態。バレた時点で普通なら退陣だと思うが、そうはならなかった。
それゆえに着々と、お金のない学園理事長に国有地を格安で売る便宜を図る悪事は進み5に至った。
地元(大阪・豊中市)市議の、国有地売却の開示請求がきっかけで全国レベルで問題提起され、大スキャンダルとなった。
結果、理事長の籠池氏を国会に証人喚問するも、籠池夫妻だけが捕らわれ、裁判ないまま8ヶ月の長期拘留となっている。
闇の核心部分を隠蔽して安倍政権は維持してきた。
国有地の貸付や売却の契約をせざるを得なくなった財務省は特異な経緯を細かく記述した有印の決裁公文書を残していたが、
何故かそれを削除、書き換えの改ざんまでしでかした。
国権の最高機関である国会が冒涜されていた。
一年間の国会論戦も昨年の衆議院選挙も、嘘に基づいてなされていた。

誰が、いつ、何のために改ざんしたのか。
昨日の前理財局長(前国税庁長官)佐川氏の国会証人喚問では、何一つ明らかにならなかった。

ひとつはっきりしたのは、自民党は疑惑の解明に明らかに消極的であること。
午前の丸川議員の質疑は大臣や官房がかかわっていなかったと佐川氏が証言するのを誘導していたこと。
午後の石田議員は、改ざん前の公文書や、記事を延々読み上げることで時間を消化し、脈略なく質疑していたこと。
自民幹事長二階氏は喚問終了後、政権が関わっていないと証明できた、云々と幕引きを図る発言をしていたこと。
    


まだ分かっていない事柄。

1.土地値引きの根拠、ゴミはあったのか。偽装ではなかったのかということ。
この地域の地下3m以深は沖積層、洪積層の地層であること。(国会2018.3.28 民進・川合議員)*
同地層が縄文時代の貝殻だらけの土地であること。(報道ステーション2018.3.26)*
業者を交えた森友と国の会話テープが既に報道されていること。
業者が大阪地検で自供しているらしいという報道があること。
国交省と財務省をまたがっての疑惑など。
       
2.総理夫人と谷さえ子氏の、財務省への働きかけがどうであったのか。効果がなかったのか。
この辺りの経緯を示す文書が公文書から抜けているらしいこと。
  
3.官邸と、経産省・谷さえ子氏との職制関係。官邸が働きかけていなかったかどうか。

ことが大きくなりすぎて、木を見て森を見られなくなりがちだけれど、そもそも全ての始まりは安倍首相夫妻。騙されたとか言うけれど、そもそも、いかがわしい学園運営者の思想にシンパシーを抱き、小学校開設に肩入れしていた事実は消えない。
改ざんそのものの解明と再発防止が必須なのはもちろんだけれど、ともかくも、改ざん前の文書からごっそり消された部分が示す内容は重要で、行政の歪みを示す証拠そのもの。いつもそこに立ち返らなければいけないと思う。行政トップが責任を問われないというのはありえない。
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プロフィール

ぶるどねーじゅ

Author:ぶるどねーじゅ
はじめまして。
家族とわんこが大好き、
自然や植物が大好き、
Classic&Jazzが好き。
サザンも大好き。
信州に暮らしております。

14歳11ヶ月のままの
愛犬シャーロック
(1998.5.2~2013.4.16)
の穏やかな眼差しを感じながら
庭作りをしております。

風任せ、気ままにつづります。

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