④サンカヨウ、キヌガサソウなど(風穴周辺 in栂池自然園)

今回は風穴周辺の樹林帯近く、水流が近くに聞こえる岩場のようなエリアの高山植物です。

栂池自然園のミズバショウ湿原を出ると、平坦な道は終わり、かなりの上り坂へ。でも、しっかりと木道が敷かれていて歩きやすいです。ただ、段差は結構出ててきます。
20160812DSC09941風穴周辺の木道
風穴(1870m)に到着。指す場所を覗くと雪が残っています。気温はなんと4℃ほど。
20160812風穴の雪と温度計4℃
冷気が上がってきてヒンヤリ、とても涼しい。

ここまでの道中の植物、調べてみました。
まずは実物。
サンカヨウ(山荷葉、学名:Diphylleia grayi )の実。色合いがブルーベリーそっくりです。
20160812DSC09931サンカヨウの青黒い実
メギ科サンカヨウ属の多年草。
このお花が咲く頃、来てみたいです。白くて可愛いお花が咲くらしい。

オオバタケシマラン(大葉竹縞蘭、学名:Streptopus amplexifolius )の赤い実。ユリ科タケシマラン属
20160812DSC09934オオバタケシマランの赤い実
タケシマランの方は実がもう少し球に近い丸い形らしい。

ヒロハユキザサ(広葉雪笹、学名:Maianthemum yesoense )の実はまだ緑色。ユリ科マイズルソウ属
20160812DSC09932ヒロハユキザサの実
葉はオオバタケシマランとよく似ているように思えました。

そして双子のような可愛い赤い実。
オオヒョウタンボク(大瓢箪木、学名: Lonicera tschonoskii Maxim.) スイカズラ科スイカズラ属
20160812DSC09937オオヒョウタンボクの赤い実
実の形がひょうたんに見えますね。

ツルニンジン(蔓人参、Codonopsis lanceolata) キキョウ科ツルニンジン属。
20160812DSC09935ツルニンジンの花
この子はいつも行くセラピーロードにも咲いているのを今年知りました。

ミヤマシシウドかな。
(深山猪独活 学名: Angelica pubescens var.matsumurae) セリ科シシウド属
20160812DSC09938ミヤマシシウド
葉が特徴的で、先の尖った大きな長楕円形で、切れ込みはないが鋸歯がある。
花は元写真を拡大すると花は5弁。総苞片、小総苞片がない。
ただ、ロープウェイ・自然園駅周辺のはもっと大きくてゴツかったけど、ここのはだいぶ小さい。
よく分からずに近縁種を撮っていて、オオハナウドを撮りそびれてました。残念。


風穴までの木道登り左手は岩場になっていて、そこに息づく葉物たちの美しいこと。
何か分からず撮ってきたのですが、ようやく分かりました。
ハリブキ(針蕗、学名:Oplopanax japonicus )はウコギ科ハリブキ属のようです。
20160812DSC09939ハリブキ
綺麗な葉に見惚れた割りに、最大の特徴を見落としていました。
茎のみならず、葉脈にそって鋭い針が並んでいるらしい。
20160812DSC09940ハリブキ
おっかないけど、遠目にきれいな葉っぱでした。

キヌガサソウ(衣笠草、学名:Paris japonica) ユリ科ツクバネソウ属
20160812DSC09952キヌガサソウ
なんだか分からず撮っていたのですが、なかなか出会えない稀少な日本固有種と分かってとても嬉しい。
実が膨らんで全体緑色ですが、花期には純白のお花が見られるんですね。
「2010年10月、英国キュー王立植物園はキヌガサソウが、その時点で細胞1つ当たりのゲノムサイズが最大の種であると研究報告。」例えば、ヒトの約40倍もあると !! 
DNA量が多いと細胞分裂のDNA コピーに時間がかかる。ゲノムサイズが大きいと汚染された土壌や過酷な環境に適応しにくく、絶滅の危機に瀕しやすいのだそうだ。稀少である訳に納得です。

バイケイソウの緑色の花。
(梅蕙草 学名:Veratrum album subsp. oxysepalum)ユリ科シュロソウ属
20160812バイケイソウcollage” border=
コバイケイソウとは近縁種だけど、花の色も形も違いますね。有毒なのは同じですが。
コバイケイソウの花はもう終わっていて見られませでした。

モミジカラマツ(紅葉唐松 Trautvetteria caroliniensis var. japonica)
20160812DSC09954モミジカラマツの白い花
白い可愛いお花は花弁がなく、蕊だけでできています。
なるほど、カラマツの葉のつき方に似ているので、この名なんですね。

こんな樹林帯近くでも、ミズバショウが群生してます。
(水芭蕉 学名: Lysichiton camtschatcense Schott) サトイモ科ミズバショウ属
20160812ミズバショウの群生
ミズバショウ湿原のはだいぶ葉が痛んでいたけど、ここは涼しいからか葉も実も新鮮そう。
来年は、是非ミズバショウが咲く頃に来てみたいです。

次はワタスゲ湿原へつづく。

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プロフィール

ぶるどねーじゅ

Author:ぶるどねーじゅ
はじめまして。
家族とわんこが大好き、
自然や植物が大好き、
Classic&Jazzが好き。
サザンも大好き。
信州に暮らしております。

14歳11ヶ月のままの
愛犬シャーロック
(1998.5.2~2013.4.16)
の穏やかな眼差しを感じながら
庭作りをしております。

風任せ、気ままにつづります。

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