沖縄に思う

沖縄でまたしても起きてしまった事件は本当に痛ましいし、悔しい。同じ日本人女性として許せないと思う。

こう言うと、こうした声が聞こえてきそう。「米軍関係の人に限らず、日本人男性も同様の事件を起こすだろう」と。でも、本質が全然違う。
地位協定(在日米軍の駐在公館なみの治外法権を保証するもの)が続く限り、米軍や軍属の犯罪は重罪であっても甘く扱われ、日本の法律で公正に罰することができない事態が起こりうる。今回は日本側で逮捕できているものの、こうした不平等が続く限り、日本国憲法下で等しく保障されるはずの、被害者やそこで暮らす人々の基本的人権が損なわれ続ける。だから重大で悔しいのだ。

折りしも、5日前の5月15日は沖縄の日本復帰記念日。1972年のその日から44年も経っているのに、沖縄の人々が日本の平和憲法の下にと願った復帰のはずなのに、未だ現状はどうだろう。憲法が保障する基本的人権、とりわけ基本中の基本の平和的生存権さえ脅かされ続けているように思えて悲しい。

・辛酸を舐め尽した沖縄地上戦。それが本土決戦の時間稼ぎだったという二重の被差別。
・戦後の米軍支配という苦しみ。
・「銃剣とブルドーザー」で接収された土地は「公用地暫定使用法」(沖縄における公用地等の暫定使用に関する法律)で復帰後も提供し続けさせられているという理不尽さ。
・今でも「国土面積の0.6%しかない沖縄に在日米軍施設の74%が集中している」という不公平。

その上こんな犯罪で命を奪われうるのだから、怒りの大きさは想像するだけでも苦しくなる。

同じ敗戦国のイタリア、ドイツは冷戦後に大使館の土地以外の管理権を取り戻しているのだから、そろそろ「運用改善」なんて言ってないで、この管理権を日本も取り戻してもらいたい。
加えて言わせてもらえば、地位協定もそのままに、その上、違憲性の限りなく黒い’集団的なんとやら’を唱えて尻尾を振る様は心底情けないと思う。

数値や法律名などは信濃毎日新聞5月15日付社説を参照しました。
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プロフィール

ぶるどねーじゅ

Author:ぶるどねーじゅ
はじめまして。
家族とわんこが大好き、
自然や植物が大好き、
Classic&Jazzが好き。
サザンも大好き。
信州に暮らしております。

14歳11ヶ月のままの
愛犬シャーロック
(1998.5.2~2013.4.16)
の穏やかな眼差しを感じながら
庭作りをしております。

風任せ、気ままにつづります。

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