白駒の池①~苔の森と紅葉

10月6日、北八ヶ岳・白駒の池に
紅葉狩りトレッキングにでかけました。
メルヘン街道沿いの駐車場からすぐの「白駒の池入口」に入ると
いきなりコメツガ、シラビソなどの原生林が始まり
林底から目線の高さ、高木の樹皮にまで広がる苔の世界が続く。
20181006 IMG_9408お母さん、木道沿いのオレンジ紅葉楓の下で 20181006 DSC03009白駒の森
20181006 IMG_9409「白駒の森とカギカモジゴケ」案内板 20181006 DSC03010杉苔かな
カギカモジコケかと思って撮った苔は、たぶん、スギゴケの仲間かな。

15分程歩くと一旦、白駒の池に。標高2,115m。
標高2,100mを超える高地では日本最大の天然湖。
湖畔沿いには真っ赤に紅葉するドウダンツツジ。
20181006 DSC03011白駒の池と紅葉

白駒の池の周りの遊歩道は、ほとんど森の中。
20181006DSC03012お父さん、池の周りの遊歩道で

岩を包む根が絡み、苔が包み、不思議なドーム状の洞。
20181006 DSC03014苔が洞を覆う原生林の森

485種類もの苔が美しい景観を作る森。空気が美味しい。
20181006 IMG_9420「もののけの森とムツデチョウチンゴケ」案内板

暫く歩くと紅葉が。
20181006 DSC03015森から垣間見える白駒池畔の紅葉
再び湖畔が見えてきた。
20181006 DSC03016木道の先のお父さんと白駒池の紅葉

line小花

話題はそれるけど、21日0時現在の室外温度、8℃。。
寒くなってきました。

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35年ぶり登山③~木曽駒を目前にして

見えなかった木曽駒ヶ岳の山頂が見えてきました。
20181002 IMG_9399木曽駒ケ岳山頂を見上げて
眼下に頂上山荘とテン場。中岳西側の足場悪い下り道ももう少し。
20181002 IMG_9400山頂小屋とテント場
目の前には大きく広がるなだらかそうな木曽駒の山容。
そして登りへと転じて1歩2歩。。足が止まった。再び腹痛。
20181002 IMG_9401木曽駒ケ岳
これ以上行程を伸ばすのはまずいと、今回は諦めて引き返すことに。
残念ながら、木曽駒ケ岳のこの先の景色は次に機会に。
降りたばかりの中岳の登りは、腹痛をなだめながら青色吐息。
情けないけどだいぶポールに助けられました。
宝剣山荘で再び休憩。気持ちを整え、乗越浄土から八丁坂を下山。





見慣れた千畳敷カール。サギダル頭周辺の紅葉のなごり。
朝とは違う光に照らされて、また違う美しさにうっとり。
20181002 DSC02980サギダル周辺の紅葉なごり
漸く気分が復活。しばし景色に見入っていました。
10月2日13:20頃の太陽光はかなり傾いてますね。
ついこの間まで真上から照らしていたのに。
20181002 DSC02981八丁坂下山途中の休憩お母さん

八丁坂に続く千畳敷の遊歩道と赤い駅が眼下に。駒ヶ根市街地も。
南アルプスは、雲がある辺り、南端近くまで見えてるかな。
20181002 DSC02982八丁坂下山中の千畳敷カール風景
伊那前岳山腹の向こうに白い甲斐駒ケ岳と摩利支天。南に駒津峰、双児山。
20181002 IMG_9403山腹向こうに白い甲斐駒ケ岳と摩利支天
富士山と塩見岳。仙丈や白根三山をすっとばしてます。
20181002 IMG_9402富士山と塩見岳
八丁坂から望む南アルプス、甲斐駒から赤石岳までの山並みと富士山との位置関係。
20181002 DSC02985南アルプスと富士山の位置と名前(from八丁坂)
↓の写真をクリップして山名と標高を記入してみました。
20181002 DSC02985駒ヶ根市街地と富士山
千畳敷に下りて、剣ヶ池と周辺の紅葉を望遠で。
伊那前岳山腹、標高2,600m周辺もまだ紅葉残ってます。
20181002 IMG_9405伊那前岳中腹の紅葉

時系列遡って、朝8時頃、ロープウェイ窓から撮った紅葉。
標高1,662~2,612mの山腹のうち、上層部が真っ盛りの鮮やかさ。
fc2blog_20181005225625654.jpg
台風の後とあってか、滝の水量もいつもより大分多い。
fc2blog_20181005225833d11.jpg

35年ぶりの登山は、目的地に届かず残念な下山となりました。
今にして思えば中岳山頂の反対側に回っていれば
360度パノラマを見れたなぁ。
御嶽、乗鞍、ひだ状に連なる北アルプスや、戸隠、浅間山、八ヶ岳。。。
まぁでも、近いし、次の機会に。

既に、乗越浄土は昼間でも氷点下のようなので
来たとしても、来夏までは千畳敷まででしょう。
雪山景色とコーヒーを楽しみに、
もしくはスノシュー散歩かスキーに来るかもしれませんが。
木曽駒登山は来夏までお預けです。
コマウスユキソウが咲く頃に是非、咲き乱れる高山植物と
次こそ360度の大パノラマを楽しみたいと考えています。

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35年ぶり登山②~木曽中岳からの展望と日陰の霧氷

コンディションを整えて中岳へ。
201810021020iPhone中岳へお母さん DSC02972お父さん、中岳へ
20分ほどで中岳山頂(2,925m)へ
20181002 DSC02974中岳山頂2925mにお父さん立つ
ここで岩雲雀(イワヒバリ)に出会いました。
20181002 IMG_9394イワヒバリが中岳山頂付近で餌を探す 20181002 IMG_9395イワヒバリ、警戒心なく近くを歩く(中岳頂上)
しばし、山頂からの展望を楽しみました。
ハイマツ緑の伊那前岳。尾根の向こうに浮かぶ南アルプス中央奥に、
20181002 DSC02977伊那前岳と空に浮ぶ南アルプス
富士山!
20181002 IMG_9396富士山
休憩してきた青い屋根の宝剣山荘と切り立つ宝剣岳。その右奥には空木岳。
20181002 DSC02976お母さんの背後に青い宝剣山荘と宝剣岳、雲も湧いてきた
宝剣岳から右(西)方向に空木岳、南駒ケ岳、熊沢岳と、中アの峰が並ぶ。
近い順で言うと、北から熊沢岳、空木岳、南駒ケ岳。
20181002 DSC02978宝剣岳、空木岳、南駒ケ岳、熊沢岳など

fc2blog_20181005230537fb7.jpg

中岳山頂。ブーメランのような白い雲が青空に。
fc2blog_20181005230651b0a.jpg

宝剣岳を望遠レンズで。西側のえぐれたような岩峰の鎖場を登る人々。
日向日陰の境がくっきり。東は緑。西は霧氷のついた花崗岩の不気味な白。
20181002 IMG_9397霜氷で白い宝剣岳の西壁

西側下方の岩も縦長に切り立って迫力。山体がえぐれ落ちてる感じです。
20181002 IMG_9398迫力の宝剣岳岩壁と山荘

そして、次に木曽駒を目指して中岳を下山。
下りはポールを2cm強伸ばして、足場の安定箇所を捉えながら少しずつ。
201810021053iPhone 中岳西側下山
西側なので、岩の下方に霧氷が海老の尻尾状に。さすが高山帯。
201810021053iPhone 岩の霜中岳西側下山
霧氷がびっしりの植物が、まるで長すぎる霜柱みたい。
201810021053iPhone 草の霜氷(中岳西側下山)

標高2,900m辺りの最低気温と風のなせる技。
2,400m前後の山腹日向は紅葉真っ盛りなんですけどね。
10月初めの中央アルプス。さすがです。

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35年ぶり登山①~八丁坂からの景色

10月初旬、中央アルプス木曽駒ケ岳を目指して。
登山届けが必要な登山は約35年ぶり。夫は初めて。
近くてハードルが低い千畳敷から八丁坂を上りました。
千畳敷より下の標高2,400m前後辺りは鮮やかな紅葉が見られたけれど、
標高2,600m越えの千畳敷より上は終わりかけ。でも東の空に南アルプスと富士山が青空の下に浮かんでいました。
20181002 DSC02967ふたり八丁坂登山開始 20181002 DSC02968八丁坂途中、お父さん

オレンジに褪色した紅葉が点在の千畳敷カール。
八丁坂からの初めての景色。約2万年前の氷河が削った雄大なすり鉢。
20181002 DSC02969八丁坂途中から千畳敷カールと南アルプスを望む

登ってきた坂。上がるにつれ薄い空気。(iPhone写真)
201810020917iPone八丁坂を見下ろす

宝剣岳の東側岩壁。花崗岩の乾いた白さ。
冬場の氷が広げただろう亀裂の黒さ。
20181002 DSC02971八丁坂からみた宝剣岳の岩壁

登るにつれて急勾配な八丁坂。乗越浄土はもうひと分張り。(左)
乗越浄土に上がったら寒風のすごいこと。(右iPhone写真
20181002 DSC02970お父さん、乗越浄土までもう少し 201810020928iPhone 乗越浄土登頂

ハイマツや岩場北や西側に霜が張り付いて凍る模様にびっくり。
すぐにライトダウンを着たけど、背中の汗を冷やしてか急に腹痛。
この時は写真どころの気分ではなく、
山小屋で休憩を取ってのスタートとなりました。

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プロフィール

ぶるどねーじゅ

Author:ぶるどねーじゅ
はじめまして。
家族とわんこが大好き、
自然や植物が大好き、
Classic&Jazzが好き。
サザンも大好き。
信州に暮らしております。

14歳11ヶ月のままの
愛犬シャーロック
(1998.5.2~2013.4.16)
の穏やかな眼差しを感じながら
庭作りをしております。

風任せ、気ままにつづります。

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