エゾシオガマ、チングルマ畑、コバイケイソウ(唐松岳)

<8月の唐松岳登山より>
円山ケルンよりも標高の高い位置に咲く高山植物を下山中に撮影。
降り始めて最初に撮ったのがイワギキョウで、その次から順に。

① エゾシオガマ (蝦夷塩竈)
学名: Pedicularis yezoensis Maxim / ハマウツボ科 シオガマギク属
20190813 IMG_0766エゾシオガマ

③ コバイケイソウ (小梅蕙草)
学名: Veratrum stamineum / ユリ科 シュロソウ属
20190813 IMG_0768コバイケイソウ、背後にチングルマ

② チングルマ (珍車 or 稚児車)
学名: Geum pentapetalum / バラ科 ダイコンソウ属
20190813 IMG_0767チングルマ(唐松岳~八方尾根)

②、③ チングルマのお花畑
花後の果穂混じりなのは良く見かけてきたけれど
これだけ白花が咲き揃った群落に出会うのは初めて。
20190813 IMG_0769チングルマのお花畑

こちらはずっと後、丸山ケルンより下の場所。
小さな雪渓の周りにもチングルマの群落。
20190813 DSC03576小さな雪渓とチングルマの花畑
秋の真っ赤な草紅葉もまた綺麗だろうなぁ。

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マツムシソウ、サルオガセなど(入笠山)


20191005 IMG_0916マツムシソウ
マツムシソウ。6:30頃、雲海を見た展望台近くの入笠すずらん山野草公園にて。
20191005 IMG_0918オミナエシとワレモコウオミナエシと
ワレモコウ。
↑と近い場所にて。
20191005 DSC00111「入笠湿原」木碑前で標高1734m。
入笠湿原を出て木碑前にて。
「湿原は南アルプスでは珍しい。地質は秩父古生層(約3億年前)に属し、植生学的には陸地化が進んでいる。」
20191005 DSC00112入笠山案内図入笠山案内図
20191005 DSC00113サルオガセサルオガセ
学名:Usnea longissima
別名:霧藻
地衣類。
水分と光合成だけで成長し、栄養を他から一切取らない。
20191005 IMG_0920サルオガセclip入笠湿原を出てお花畑へ向う散策路周辺ではこのサルオガセをまとう木々が多く見られた。
20191005 DSC00114ヤナギラン、種飛散後の紅葉した姿(向こうに甲斐駒が見える)
ヤナギラン。
お花畑にて。
種飛散後の姿。紅葉も。
向こうに甲斐駒ヶ岳が見える。
20191006 IMG_0921スズランの赤い実日本スズランの赤い実。
お花畑にて。



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唐沢岳のイワギキョウ(岩桔梗)

学名: Campanula lasiocarpa
キキョウ科 / ホタルブクロ属
分布: 北海道、東北地方(宮城、福島県を除く)から中部地方、北太平洋地域における高山帯の砂礫地や岩場
花期: 7~9月 / 草丈: 3~10cm / 多年草
葉: 突起状の鋸歯有り
花: 萼片に鋸歯有り、花冠: 裂片に毛は無し
青紫色、長さ2~2.5cm、1/4ほど5裂、 花柱: 3裂



唐松岳頂上山荘の上の尾根から下る崖に咲いていました。
最初、チシマギキョウかと思いましたが、花に毛がなく、
葉に鋸歯があることから、イワギキョウだと思います。

2018.08.13 12:38 p.m.
最初の3枚はiPhoneで撮影。青い清楚な花が美しい。
20190813 iPhone_イワギキョウ

花崗岩の亀裂に根を下ろし、張り付くように小葉を広げ
吹きつける風に時折花を激しく揺らされながらも
子孫を残そうと、短い夏を健気に生きている様子。
20190813 iPhone_イワギキョウ3

20190813 iPhone_イワギキョウ2

20190813 DSC03573イワギキョウ
↓イワギキョウが咲く場所から10分ほど下った岩場。
同じ道、登りより下りのほうが数段きつい。
へっぴり腰なのがわかりますね。^^;
20190813 IMG_0765がれ場急坂を下山
カメラは17分進みのため実際の時刻は12:48pm.
下り始めて約10分経過。
登りは標準コースタイムで上がれたけれど
下りはポールで足場を慎重に選び、
疲れもあって歩幅をなるべく小さくしていたし、
ここからも花写真を撮りながらの下山だったので
標準の1.2~1.3倍の遅ペースとなりました。

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下の樺、上の樺、キヌガサソウ、扇雪渓 (唐松岳登山より)

(カメラ時刻は実際の8分遅れ)
八方池をカメラ時刻の9:15頃には出て登り再開。
背の低い高山植物豊富な、蛇紋岩の岩ゴロゴロ道を少し登ると
突如、ダケカンバ林が現れ、木蔭の登道に変わる。
この上は蛇紋岩から花崗岩に変わり、「植生の逆転現象」が起きている。

息の上がる行きはエネルギーと時間をなるべく節約するため
写真を撮るのを控え気味に、登ることにできるだけ専念。
「下の樺」「上の樺」での写真は午後の下の際に撮ったもの。

「下の樺」域内のダケカンバの巨木。
20190813 DSC03578下の樺のダケカンバ巨木

「上の樺」では雪の重みで低くしなり、張り出していて
足元ばかり見て歩くと頭をぶつけるので要注意です。
夫は、実際、ぶつけてしまいました。
20190813 IMG_0778お母さん、上の樺のダケカンバの下で

八方の池を出て登り始めて最初に撮った写真がキヌガサソウ。
上の樺を抜けた辺り、低木の日陰に咲いているのを見つけました。
なかなかお目にかかれない日本の固有種と聞いた覚えがあり
帰り道に見つけられるかも不確実だったのでパチリ。

キヌガサソウ(衣笠草)
学名:Paris japonica / ユリ科 ツクバネソウ属(キヌガサソウ属)
別名: 花笠草(はながさそう)
20190813 DSC03548キヌガサソウ
花は少しピンクがかっており、開花から経っているようす。
ここの3輪以外、以降見つけることはありませんでした。
20190813 DSC03547木蔭にキヌガサソウ

3年前の2016年8月12日栂池自然園で見つけたのがこちら↓
http://dogwithflower.blog55.fc2.com/blog-entry-1316.html
④サンカヨウ、キヌガサソウなど(風穴周辺 in栂池自然園)

20160812 DSC09952キヌガサソウ
2010年10月、英国キュー王立植物園が
細胞1つ当たりのゲノムサイズが最大の種と研究報告していて
ヒトの約40倍もあるというので驚いたのを思い出しました。

八方池から約1時間、カメラ時刻10:12頃、扇雪渓に寄って少し休憩。
実際の時刻は10:02頃かな。
20190813 DSC03549扇雪渓を背にお父さん

立ち入らないようにロープが引いてあり、
炎天下の岩場は暑くて、水分補給したらすぐに出発。

20190813 八方池から扇雪渓までの地図


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タカネヨモギ(in千畳敷)

高嶺蓬(たかねよもぎ)
学名:Artemisia sinanensis Y.Yabe
キク科Asteraceae (Compositae)/ ヨモギ属
在来種(日本固有種)多年草の高山植物
本州(中部地方の高山帯)分布 
高山の日当たりの良い草地、礫地に生育
花期: 7~8月/ 草丈: 20~50㎝
葉は3回羽状に全裂し、細かく切れ込み、コスモスの葉に似る。
茎頂の総状花序と葉腋から伸びた枝に花を横や下向に多数つける。
頭花は幅8~12 ㎜、総苞は半球形、総苞片は3列。痩果は無毛。


9月中旬の千畳敷にて。
20180917 DSC02937岩場のタカネヨモギ
そこらじゅうでこのコスモス似の細葉が青々茂るのを発見。
小さめの丸い花が沢山ついていたらしい。
この時は、アザミに似た小花を連想していました。棘はないけど。
20180917 DSC02938タカネヨモギ
花後の姿にも名前を特定できずに写真を。
調べると、タカネヨモギと判明。
花をもっともっと小さくすればヨモギに似てるかも。
でも葉が全然違いますね。
そういえば、銀葉が美しいアサギリソウ(朝霧草)
(学名: Artemisia schmidtiana 日本、サハリンに分布するヨモギの仲間。
日本では北海道から東北、北陸以北の地域で、高山や海岸の岩場などに自生。)

を庭に数株植えていますが、
葉の細さと花の雰囲気は似ている気がします。
これもアルテミシア、つまりヨモギの仲間ですね。
タカネヨモギとヨモギがアサギリソウによって
ようやく繋がってきました。

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プロフィール

ぶるどねーじゅ

Author:ぶるどねーじゅ
はじめまして。
家族とわんこが大好き、
自然や植物が大好き、
Classic&Jazzが好き。
サザンも大好き。
信州に暮らしております。

14歳11ヶ月のままの
愛犬シャーロック
(1998.5.2~2013.4.16)
の穏やかな眼差しを感じながら
庭作りをしております。

風任せ、気ままにつづります。

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